土橋カフェ10周年

   

土橋カフェは、2013年(平成25年)9月4日に第一回を開催し、途中コロナ禍による2年半の中断期間を経たものの、2023年(令和5年)9月6日に10周年記念カフェ開催にするまでになりました。

オランダを中心にヨーロッパで拡大し始めた認知症カフェを模して、日本の先駆けの認知症カフェとして土橋カフェはスタート。
認知症の方を差別することなく、認知症専門医、認知症ケアアドバイザー、弁護士、認知症家族の会など多彩な専門支援者のご参加のもと気軽な会話を楽しんでいます。
一方では専門職との相談の機会や参加者同士の会話やイベントにより少しでも認知症の進行を遅らせることなど、そのユニークな取り組みは世間の注目を集めるところとなり、テレビや新聞の記事にも数多く取り上げられました。

レストア川崎地域包括支援センターや民生委員、地区社協、老人クラブ(つくし会)などの福祉スタッフの積極的な支援体制もあり、地域ぐるみのカフェとして根付いています。

土橋町内会の認知症に対する積極的な取り組みは、認知症カフェにとどまらず、毎年の恒例行事としての住民向けの認知症サポーター養成講座の開催、更に中学校、小学校の生徒に対するキッズ認知症サポーター養成講座の開催などにも及んでいます。

第一回土橋カフェの模様「認知症専門医 高橋先生の講話」

10周年記念カフェ「メロー君、コスミンちゃんを交えてメロコス体操

1.認知症とは
「認知症」とは、「いったん正常に発達した知能(脳)に何らかの原因で記憶・判断力などの障害が起き、日常生活がうまく行えなくなるような病的状態」を言います。 原因としては「アルツハイマー病」や「脳血管障害」によるものが多く、単なるもの忘れとは違ってれっきとした脳の病気です。高齢者の方に多く見られますが、年齢関係なく誰でもなります。

2.「認知症カフェ」ってなに
認知症のひととみんながつながるカフェ(認知症カフェ・地域カフェ)は、認知症の人やその家族、地域の大人も子どもも若者も海外の国の方々も、いろいろな人が、自然につながる場所です。新たな発見や地域の人とつながるきっかけになるかもしれません。
認知症の方だけのカフェではありません。地域カフェでもあります。誰でもまずは気軽に来てみませんか。

3.ボランティアスタッフを探しています
毎月第1水曜日の午後開催。ご協力いただける方を探しています。 
福祉のことや認知症を幅広い世代に理解していただきたいと思います。
内容:会場設営、お出迎え、お茶の提供、お話し相手、体操の補助、後片付けなど学校休み期間も可能です。関心のある方は見学にお越しください。

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